別に一人暮らしには限らないかもしれませんが、電気代を節約する方法をいくつかご紹介しましょう。電気とはいろいろな意味で便利なものですので、節約とは得てして苦痛に感じることがあるかもしれません。しかし、相当つらい思いをしてまで電気代を節約することはあまり大きな意味はないかもしれませんから、無理なくできるものだけを紹介します。
基本的には、無駄をしない、不必要な電気は使わないことをしっかりと心がけることです。これは逆に言えば無意識のうちに電気を使っていることがいかに多いかということでもあります。
例えば、照明です。人のいないところで電気をつけっ放しにしていないでしょうか。テレビもそうです。特に一人暮らしの場合、見てもいないのに何となく寂しいからなどという理由で、寝ているとき以外は常にテレビをつけているという人も多いようです。なんとなくつけているというのを止めるようにしましょう。
もちろん空調についても電気代がかかるものの一つです。エアコンの温度設定を見直し、夏は28度、冬は20度に設定しましょう。もし、これではどうしても暑すぎるあるいは寒すぎるということであれば、これで体調を崩したりしては何にもなりませんから多少は止むを得ないかもしれません。しかし、多くの場合は扇風機を併用する、重ね着をするなどといった方法で乗り切れるはずです。
冷蔵庫についても意外なほど電気代がかかっています。開け閉めは最小限にし、また内部に食品を詰め込みすぎないようにします。もちろん、賞味期限の切れたものをいつまでも中に入れたままにしておくなどは、あらゆる意味で無駄の見本です。
電気代の節約は、苦役ではなくメリハリのついた生活を手に入れることだと思ってがんばりましょう。